私は美輪明宏さんが大好きです。
信仰している宗教はなんですか?と聞かれたら「美輪教です」と答えるかもしれない程彼女(彼?)の存在感が好きです。
そんな彼女の名言
「お洒落とは
「これでいいのよっ!!」
と強烈な気迫でするもの。
本当にお洒落な人は、
自分自身がブランド。
他人のブランドにしがみつく必要はない。」
もう1つ。
「みんながブランドになる可能性をもっているのよ。
自分がブランドになれば、
ブランドものなんて邪魔でしょうがない。」
特にこの2つが大好きです。
よくうちの店で聞かれるのは「私に似合う着物はなんですか?」とか「私に似合う色はどれですか?
そんで私はよく聞き返します「それではこの中であなたが着たいと思う着物はどれですか?」
確かに肌や髪の色で似合う着物の色はあるのは確かです。 でも普段黒の洋服で固めている人にいきなりはんなり桃色の着物が似合うと勧めても正解なのかもしれませんが、でも絶対将来タンスの肥やしになりますよね?それ だって後後それ見てテンション上がんないんだもん 笑。
それよりも私は着ていて気持ちが上がるもの、家に帰るなやいなや、その買い物袋を開けて買って着たものをうっとりと眺め、鏡を前にコーデを楽しみ、次のどのお出かけで着ようかしらと想像したくなる物をお勧めしたいのです。
はっきり言って最初は似合わないという人もいるかもしれません。実際本当に似合わないかもしれません 笑。
でもそれでも同じスタイルでずっと着続けていたらその人のスタイルになるのです。ちなみに自分は客観的な観点から見るとはんなり淡い色が似合う肌ですがご存知の通りほとんど着ません。だってテンション上がんないんだもん。
林家パー子だって似合う似合わないの次元を超えてピンクを着続けることによって自分自身が唯一無二のブランドになるわけです。
なんか日本の雑誌を見ていると「褒められ」とか「モテ」とか人からの評価を気にしすぎているばかりに自分のコアになるセルフプロデュース力が揺らいでしまっているような気さえしてしまうのは私だけでしょうか?
確かにマナーを重んじる場所ではこれは必要なことですが、それ以外の普段のおしゃれではまずはブランド名や「年甲斐もなく」という言葉からちょっと離れて自分をワクワクさせてくれるコーデってなんだろう?って考えてみても良いんではないですかね?
死ぬときに後悔すること第4位って
自分のやりたいことをやらなかったこと
耐えて忍んでガマンして、いまわの際になって初めて、自分に嘘をついて生きてきたことに気づく。
だそうですよ。
自分に正直に生きましょう。
ちなみに第1位は
愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと。
だそうです。