タモリ倶楽部的な着物教室にはまっております。

メルボルンはロックダウンが絶好調に行われております!引きこもり生活第2ラウンドでございます。

最近過去最高にコロナの新規感染者が出ておりまして、今週から外出時のマスク着用が義務付けられるようになりました。違反したら$200ドル(1万5千円くらい?)の罰金・・おおう・・まさにNO MASK NO MONEY!

元々マスクを日常に全く着用しないお国柄でして、去年の今頃は花粉症などでマスクなんてして出かけようものなら、ばい菌を見るような目でギョッとされたのですが、この数カ月で世の中はすっかり変わってしまいました。

どのくらいのレベルで変わったかとたとえ話で説明しますと、日常の生活の中であまり外出時にサングラスをかけない日本人、常にかけてる人を見たら「あの人めっちゃカッコつけてるか芸能人かなんかかな?」とちょっと異様な目で見られていたのがいきなり数ヶ月後にはサングラス着用義務がお上から出て、外出したらみんながサングラス、サングラスしてないと冷たい視線を感じる・・「いやいや、ちょっと前までみんなおかしいって思ってたやん!」てな感じの異様な光景です。

さてさて、そんな中、私も仕事がまともに出来ない感じですが、それをいい口実に毎日楽しく遊んでおります。

遊んでいると言ってもトルソーちゃんに着付けしたり自分で着物を取っ替え引っ替え着て見たりと見た目には仕事してた時とあんまり変わらないという・・。

ただお客様の為に着付け考えてるか(仕事)自分の自己満足の為に着付けしてるか(遊び)その違いだけで、結局暇さえあれば着物を引っ張り出して来て色々なんかしております。1日着物とカメラ遊びに明け暮れていられたらどんなに楽しいか・・(いや、仕事でもやっとるやんけ・・)

てな感じで、このロックダウンでハマってることは「歴史着付け」でございます。

歴史着付けと言ってもこのような太秦映画村的な着付けでなく、

太秦映画村さんの変身体験

大正から昭和初期くらいの一般のご婦人達が着ていたような着物スタイルを探求して、実際やってみて、ただ1人でニヤニヤするという誰のなんの役にも立たない着付けなんですが、

「昭和モダンキモノ」より

この私のツボる世界に精通している最強ヲタ先生をインスタで見つけてしまいまして、

https://mayunabeeee.com

ブログを拝見させていただいたらトップからこれでお出迎えですよ。

もう私の心はノックアウトです。

私のタモリ倶楽部的な「どーでもいい事に無茶苦茶のめり込む精神」がここからもう燃え上がります。

いやぁ良い時代になりましたね、オンラインでこんな素敵な講座が世界のどこにいても受けられるなんて、しかもお値段も超良心的。

今まで3講座コンプリートで受けさせていただきました。

「元祖お太鼓講座」「帯板・帯枕講座」「昭和初期の奥様の着付け方講座」

感想を言わせていただくと、いやぁもう・・

本当にどーでもいい!笑 

現代の着付けからしたら本当にどーでもいい事!

しかし個人的に絶賛感動中という内容になっておりました。笑

というのも、現代の着物というものの形が完成されたのが大体江戸の後期くらいでして、(それ以前は和服は色々形変わってるんですよ)そっから現在令和まで「着付けの流行」という形でスタイルの変化があったんです。昭和初期から昭和中期、今とでは着付けの流行が全然違うんです。和服というのは洋服と違い、とても二次元な衣服でありまして、着せる人、もしくは着る人がその形を作っていくんですね。着る時がパターン作りの役割をしているんです。帯が特にわかりやすいですね、

Sala ちゃんのアレンジ帯集

もともとただの一反木綿の帯がいろんな形にアレンジされていく。着物も着る時点で好きな形を作っていくんです。まさに「着る折り紙」なんです!

その中で私が一番好きなのが大正から昭和初期1910〜1920年頃にかけての着付けなんですが、何ていうか、もったりと、ふっくらと、優雅で女性の美しさを存分に引き出したそれはそれは美しい着付けなんですけど、現代の着物でそれをやってもあんまり美しく見えないのは今の着物のデザインは今の着付けが美しく見えるように出来ているからでしょうかね。

でもこの教えていただいた着付けでアンティーク着物を着ると、私の大好きな形に着付けが決まるんですよ!衿も無理やり出さなくてもゆったりと、おはしょりもあまりぴっちりする事なくもったりと体に沿うような着付け・・。

丸帯で元祖お太鼓結びをしてみました。

なんかちょっとこんな時代に近づいて来たかな?

画像:岸和田市立図書館様より拝借

ちなみにですが、この女性は黒紋付に襲着てますね。あの今でいう喪服って呼ばれるやつです。ほんとは黒紋付この女性のように襲を下に着て(もしくは比翼仕立てで)慶の席にも着られる着物なんですよ!私はいつかこれがやりたいのだ!

あとは教えていただいた「あの」衿芯さえあれば衿のゆったりカーブも完璧だわ!

せっかくなので家にあったアンティーク黒留を着てみたのですが、長着の中に着る襲(昔は着物を2枚重ねて着ていました)が倉庫にある事に気づいて、こんな私の自己満足の着物遊びなど、不要不急以外の何ものでもないので、襲を取りに行けずでとりあず1枚だけの長着で丸帯を元祖お太鼓にしてみました。黒留のお引きずりで着ていた頃のなのでかなり上まで柄があっておはしょり作ったら上が切れてしまいました!

でもこれこれー!私の理想の着付けスタイル。「アンティークにはこのスタイルが一番美しく見えるわー。」と勝手に自己満足に浸って潰れて夕日が沈んで失った事に気付く貴重な半日の時間・・。

着付け教室というものが確立される前のご婦人たちの着付けはそれはそれは優雅で自由で遊び心に満ち溢れているように思えます。

だってただの「着るもの」ですよ。そこに自分なりのおしゃれ心を盛り込むのは当然のこと。

いつの時代も女はその当時の流行を交えながら自分のおしゃれを楽しむのよね。

呼ばれるか呼ばれないかも定かでない、甥っ子と姪っ子と自分の娘と息子のあるかないかもわからない結婚式のために着ようと思っているアンティーク黒留袖やら色留袖やらが溜まって着ております。 溜まりに溜まって来て、私も花嫁に合わせてお色直しをしないと間に合わないかもしれません。

そんな時代を超えた着物ヲタワールド、ぜひ体験してみてください。

あ、ちなみにお洋服はこんな感じの50年代スタイルが一番好きです!

タモリ倶楽部的な着物教室にはまっております。」への3件のフィードバック

  1. すごい!面白い!そして帯、楽しい!どうなってるのかしら。。
    私は戦国時代の幅の狭い帯を下の方にする着付けをしたいとずっと思ってるけど、思ってるだけでした!探せばあるかもですね。時間あるし カリフォルニア在住

    1. この帯結びすごいんです!お太鼓結びができたのが1817年だとされているのですが、今では常識の帯枕や帯締めを使わなくほんの数年の間だけやられていた結び方なんです! めちゃ面白いです この講座この方の講座でオンラインで世界中どこからでも
      受けられますよ!

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