今日は国際女性デー。女性の「主体性、平等、尊厳」の尊重を考える日でもあります。そんな日に選んだのは水浅葱の色無地です。
私の中で理想の女性像のイメージの色の1つとして水浅葱色があります。 その昔、まだ着物に興味を持ってまもない20代前半、 Kimono姫 ( 今の kimono anne)に載っていた笹島寿美先生の着こなしに衝撃を受けたのを覚えています。
水浅葱だったかもう少しグレーだったか・・の色無地に袖から覗く襦袢の線と帯締めだけか真赤に引かれていました。
その時、水浅葱と赤のコンビネーションは年を重ねた女性こそ潔くも色気のあるものとして映える素晴らしい色だな。と思ったのを今でも忘れません。
着物は年を重ねていくうちについた気迫のようなもので纏ってこそ美しいものもあります。
若い女性が着る爽やかな水浅葱もよし、年を重ねた女性が纏う気迫の水浅葱もよし。
本当に美しい色です。