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文字起こしアプリを使ってみた

今日はiPhoneのTexterと言うアプリを使って自分でしゃべっている言語を文字に起こしてもらうと言う実験的なブログをやってみようと思います。

私はタイプするのがとても苦手で、よく間違えてしまうので。こういうアプリがあるといいなと思っていました。後で句読点をつけなければいけないと言うちょっとした作業はありますが、これならもうちょっと頻繁にブログをアップできるかなぁと思ったのです。

コロナの影響で家にいることが多くなり、色々と考えたい試行錯誤する日々が続いていますが、それは私だけではないと思います。

いろんな人がこれからどうありたいか、どう進もうか考えていく大切な時期でもあると思います私もまだ考えが頭の中でぐちゃぐちゃになっていてそれを解決策は見つかっていません。でもきっとそれなりに導かれていくのではと言う気がしています。

がむしゃらにやっても仕方ないけど自分で気づいたことや導かれたことにはアンテナを立てながら進んでいこうと思います。

Kimonoの事は続けていくつもりですがもしかしたらちょっとやり方も変えていくかもしれませんどうやって変えていくかはまだわかりません今まで頑張ってきた中でアクションやつながりの中でまた新しい何かが見つかるといいなと思っています。

前向きに考えて楽しいことワクワクすることを模索していきたいと思います。励まし合ってやっていける仲間がいることをとても感謝しています。声をかけてくださる方々もいることがとても嬉しいです。

これからも何か皆さんに私の今までオーストラリアで経験してきたことが皆さんの何かしらのお役に立てるようにアウトプットしていく方法を考えていきたいと思います。

このアプリいいわー!というブログでした。

ちなみにロックダウン中に家で撮った家族写真です。

うちの母の姉から譲られ、私が中3の時に姉の結婚式でいやいや着せられた振袖(あの頃は着物に全く興味がなく、洋服で行きたかったのに母に無理やり着ろと言われたため)

うちの娘はそこまで嫌がらずに着てくれました。笑

草を見つめているだけの趣味から金のかかる趣味へ

ここしばらく前ではありますが昔からの趣味の、ただ雑草を見つめているという雑草ウォッチングと、ただ何かが発酵していく過程を見つめているという発酵ウォッチングと言う全く金のかからん2つの趣味に加えてフィルムカメラというブルジョアな趣味が出来ました。

初めて金のかかる趣味です。金のかかる女になってしまいました。

もともとフィルムカメラで撮った写真が大好きで、自分でも始めてみたいとは思っていたのですが、買うまでにはいただずだったのです。ですが旦那の実家に眠っていたContaxG1を使っても良いと言われてそこから「よしやろう!」と決めてスイッチオンしたところ、

全く動かずで・・

修理に出したら

「中が放置しすぎで腐ってるから金かけても直らないかもよ?」

と残酷に告げられ、仕方なくそのカメラについてたカールツァイスのレンズだけ使用し、ボディを中古で買いなおすという変な形でのフィルムカメラデビューとなりました。

とにかくまだ手当たり次第撮っていて、使ってるというより使われているといった方がいいかもしれません。

何枚か「下手な鉄砲も数打てば当たる」的になんとかやっていて自分も満足のいく作品が何十枚に1枚という確率であるか無いかの世界です。

光のコントロール、ピント、被写体の面白さなど表現したいけど出来ないことがまだまだあって、いやはや面白いのです。説明書も読めばいいんでしょうが、説明書が読めない性分でして、とにかく触って覚えよう的にやっております。

とりあえず今までそのカメラで撮った写真。 モデルさんとかに頼んで失敗したらかなり心のダメージ大きいので今は娘にお小遣いを払いながらなんとか頼んで被写体になってもらうことが多いです。(暇なら付き合ってくれます)

うちのカメラデビュー作品

そして現像なのですが、これまたデジカメと違ってフィルム現像をやっているお店に頼まなければいけません。

私の知っている中でのメルボルンでおすすめフォルム現像屋さんを紹介します。

まず一番最近よく頼むのが

Halide supply 

ここは高解像度で35ミリのカラーフィルムであれば$13ドルでスキャンをやってくれます。割と遊びに行くとよく通るあたりに店があるのでアクセスのしやすさがウリ。撮り終わったフィルムを店に持って行って1〜2時間でデータが届くという早い安いそこそこ美味い!が気に入っている理由です。

次にFilm Never Die 

ここはフィルムカメラオタクの通う店です。シティにあるのでシティで仕事が‘終わった後にはいきやすいところ、いろんなフィルムの現像にも対応してるし、カメラやフィルムも売っています。店が閉まっていていても、店の前にはフィルムや写ルンですが並んだ自動販売機があるので便利、

その横には妖怪ポストも設置されてます(この妖怪ポストについては後で詳しく書きます)

時々フィルム愛好家が集う遠足も企画しているのでフィルムカメラ仲間を作りやすい感じにもなってます。ここは35mmカラーフィルム現像とスキャンで$13ドル 通常2、3日かかります。

そしてもう1箇所というか、ここはさっきもちょっと話した「妖怪ポスト」のみ使ったことがあって、実際の店舗はうちからかなり遠いので行ったことがありません。

Hillvale photo

ここは現像のクオリティは好きなのですが、データが届くまでにちょっと時間がかかるのでせっかちな自分は早く写真が見たいので最近ここ使ってないなぁ・・

このポストはシティ周辺やおしゃれ街フィッツロイ数カ所に設置されているこのような白い箱です。

そのポストの側面にはこのような封筒が設置されているので、自分の希望の事項をチェックしてフィルムを封筒に入れてポストに入れると、データが届くという仕組みです。

データはどこの店もDropboxなどクラウドを通して来ます。スキャンが終了すると店側からお知らせが来るので指定のアカウントにクレジットカードなどで支払いを済ませるとデータが見られる仕組みになっております。

いつ誰がこのポストに入れたフィルムを回収に来るのかも謎だし、データ写真という目に見えるけど実態のないものが届くあたりがまさにゲゲゲの鬼太郎に出て来る妖怪ポストみたいなのでこのポストを個人的に妖怪ポストと名付けています。どの店も現像後のフィルムは希望すれば有料で返送してくれます。

そしてこの封筒の書き方ですがまず自分の名前、住所、電話番号、メールアドレスなどを書き込んだ後、

フォルムの種類、白黒かカラーか 高解像度か低解像度どちらが希望か 現像だけして欲しいのかスキャンもして欲しいかをチェックします。

そして後のフィルムは郵送して欲しいのか、それとも店に取りに来るか・はたまたもう要らないかを記入し、追記で何かお知らせしておきたいことがあったら最後の空欄に書き込みます。

これでしばらく待つわけです。

どこの店も良いところは、写真がクラウドを通して届くのでデータ管理がしやすい!うちのパソコンDVD入れるとこないし、USBだとたくさんたまって来ると何がなんだかよくわかんなくなっちゃうので、来たデータはまた私個人のクラウドでデータを月別やテーマでカテゴライズして管理してるわけです。

時々、自分が外出していて、パソコンが近くにない場合でも携帯からクラウドを通してデータをダウンロードできるのでとっても便利!

デジタルカメラでもいろんな画像加工ソフトでレトロ風にしたりも出来る世の中なんですが、やっぱりなんかちょっと仕上がりの深みが違うんですよね・・。

食べ物で例えたら、今日作ったカレーか次に日に残ったカレーで作るカレーうどんかくらいの差です(例えになってない)

そして好きなフォルムカメラのフォトグラファーさんを見つけると、もっとこういういう風に撮れるカメラが‘欲しいとかレンズが欲しいとか欲が出て来てしまうんですよ・・ちなみに私が今欲しいのはこのコンタックス用の35ミリレンズです。5万は確実にするな・・ロックダウンで仕事もなくなったから遠い夢となりました 笑。

フィルムカメラを現像に出して待っている間はまるでクリスマスプレゼントを待っている子供のようなワクワクした気持ちになります。

こんなワクワクは本当に何年ぶりだろう・・。今のご時世なんでもかんでも瞬時に物事が片付いてしまって「待つ」というワクワクがなくなって来てしまいました。昔は写真も出来上がりを「待つ」文通でも「待つ」のが当たり前、この待つ時間は無駄な時間では決してなくより人生をより豊かに輝かせてくれる素晴らしいゆとりの時間この時間にどんなものが来るんだろうと想像力を働かせながら自らをを楽しませている事がわかりもうフィルムカメラの趣味がたまらなく愛おしい時間になっております。

またロックダウンが解除されたら一人でカメラの遠足に出たいと思っております。

ロックダウン中の制作作業

3月の中盤よりオーストラリアのビクトリア州がロックダウンいたしまして早1か月以上が過ぎました。

着物業など生活に絶対必要なものでもないしであっという間に仕事もなくなり、ほとんど無職になりました!

食料などの必要なものの買い出しや、エクササイズ目的以外は外出を禁じられ、家族や同居人以外で3人以上で会うことも禁じられ人と会うこともできなくなってしまいました。違反した場合には日本円で10万円くらいの罰金になってしまうのでかなりシビアです。

学校もオンラインでの授業が開始され、子供達とだいたい家で過ごしています。

ずっと家にいてストレスもたまってくる頃・・と言いたいところですが、もう毎日が楽しくて仕方ありません。

だって家で好きなことだけに没頭できるんです。

お金の心配はややありますが、長期の家族旅行に出かけていると思考をチェンジしたら毎日家族でゆっくりコテージにでも滞在している気分で家を楽しむホリデー!と思ってそうなったら旅行中って収入ないのが普通だよね?ホリデーにしか楽しめない事たくさんするぞ!って気分で毎日過ごしております。

イライラ過ごしていたって、楽しく過ごしていたって、どっちにしろ現状出かけられないし、仕事もないんだから楽しく過ごさなきゃ損でしょ?てな感じです(子供達はどう思ってるか知らないけど 笑)

とりあえず今は自分のホームページの内容ををアップグレードするためにレンタルリストの着物のスタイリングを考え直したり、写真を撮り直したりしています。

ロックダウン前に買っておいて正解だったもの、それは3歳サイズのトルソー。

着物を床に置いてスタイリングを考える2Dとトルソーに着させて考える3Dとでは3Dの方が何十倍もイメージが広がる!

そしていつかまた再開できた時の七五三イベントのために被布も3着作りました。仕事の予定もないし、子供の送り迎えの予定もないので1日中制作に没頭できるなんてなかなかそんな機会ないですよ!

まず最初に男児用水玉被布、

モダンな着こなしご希望な方にぴったり。次におよそ100年前の黒留袖をリメイクした作った黒被布

 房はまだ買いに行けないので私のピアスのタッセル乗せてるだけです。なかなか日本であってもここまで素敵な留袖に出会う事もないので超自慢の逸品です。

生地はまだしっかりしてたけど、糸はもう流石に100年も経ってるとぶちぶち切れてて、それを解いて中にびっしり綿貼ってあったからそれも出して、水通ししてアイロンかけて仕立ててでなかなか大変だったわ・・

でもそれだけ頑張った甲斐はあるわ。

そしてユニセックスなベルベットの被布。こちらもアンティークの着物によく似合います。

あー!なんて可愛いんでしょう!(自画自賛)

そうそう、私個人的なご提案なのですが、3歳の時には是非被布をお勧めいたします!

といのは着ている時にお子様が楽なのが帯姿よりも被布姿だからです。3歳と言いますとまだまだ場所見知り、人見知り、いやいや期 などと色々ある時期です。その頃は帯より被布の着替えがパパッと済みますし、お子様の不安も多少軽減されるかと思います。

3歳男児に至っては袴は窮屈で動きにくく、多少着替えに時間がかかるため、普段の生活にない事に対するお子様の不安が多くなる可能性がありまして、お子様がなるべく笑顔でいられるようにと被布姿に限らせていただいております。 

3歳の袴はないんですか?と聞かれることもあるのですが、ごめんなさい、実はそういう理由からなのです。屋外でのロケーション撮影ですとスタジオ撮影と違い、長時間着ていないといけないという要素もありまして、なるべくリラックスできる衣装で多少暴れても大丈夫な被布をお勧めしている次第なのです。でももしご自宅など屋内の撮影でお子様もあまり不安がらない感じでしたら3歳の袴もご相談していただければ用意できますのでその時はご連絡ください!

でも逆に考えれば5歳や7歳のお祝いではもう被布を着ることは出来ません。この幼い時のお祝いの時にだけ見られる可愛い被布姿、是非楽しんでください!

最後に可愛い師匠の被布姿

ものの時代から体験の時代へ

今回の日本行きがキャンセルになり、色々な日本での予定もキャンセルせざるをえない状況になり、3月25日に予定していたRobe Japonicaさんとのトークイベントを予約していただいていた皆様にもご迷惑をかける形となってしまって申し訳ありませんでした。

皆さまにお会いできるのを本当に楽しみにしていただけに悔しさが残りますが、いつかまたリベンジを果たしたいと思います。

個人的に楽しみにしていた日本でやりたかったことも沢山ありました。

1つは喫茶店。昔ながらの喫茶店が大好きで(カフェでないよ喫茶店だよ)ちょっと路地裏に入って外回りのサラリーマンがランチを食べに入ってくるような地元密着型喫茶店でコーヒーを飲みながら日替わりランチを食べてゆっくりとした時の流れを過ごすと「あー日本に帰って来たぁ」という気分になります。

後2つ目は、雑草フェチなので実家の近所の裏山をウロウロ歩いて春に顔を出す雑草の新芽を見ながら歩いてその空気に触れるのも至福の時です。

メルボルンもかなり便利になり、ダイソーもユニクロも無印良品もラーメン屋さんも、日本食材屋も近所のショッピングモールにあります。ネットショッピングで色々買えるしとにかくそれほど「日本に帰ったらこれ欲しい」というものはなくなりました。

しかし喫茶店でコーヒーを飲みながらママとサラリーマンの会話と流れるラジオを聞きながら過ごすゆっくりとした時間や、木漏れ日の中をツクシやフキノトウやどくだみの新芽を見つけながら歩く時間、その「体験」というものはその場所に行かないと得られないもの。

そうこれからの時代 溢れる商品たちにちょっと飽きが来た人々が喜びを感じられるもの、それは「時」と「体験」だと思うんです。

それは着物にも言えると思います。

着物は確かに洋服よりも着る時間がかかります。

準備にも時間がかかります。慣れて来ても着付けは10分から20分くらいかかります。洋服を着る時間と比べたら数倍です。選ぶのにも時間がかかります。でもその時間を「価値のある体験の時間」という視点で見てみたらどうでしょう?1つ1つを重ねる「時間」季節やイベントやこれから会う人などを考えながら選ぶ小物たち。

全ては貴重な体験の時間だとすれば、その時間は急ぐことはない。着慣れないうちは時間がかかって焦ってしまうかもしれませんが、着付けが慣れた頃、その「時間」は大切な「嬉しさを重ねる時間」になります。

それには何回も着て慣れる事です。「着物を着られるようになった」から「着物に着替える普段の時間」になるまで是非皆さん着て着て着まくってください。


Robe Japonica x Sala Okabe トークイベントご予約いっぱいとなりました。

3月25日に開催されるRobe Japonicaのデザイナー、ウエオカ氏と私のトークイベントありがたいことに予約いっぱいになりました。

撮影イベントは小舟さんでやらせていただいておりましたが、いつもは裏方の立場でしたので、日本で皆様の前に出るのはこれが初となるのですが 全く今の自分の日本の立ち位置がわかっていないのと。ほとんど着物好きの方々にリアルに日本でお会いしたことが無いので・・。

どうなるのか全く予測不可能です。

企画した当時は「20人予約入ったらいいねー(目標)」「いや平日だしそんな入らんでしょ」とか話していましたが

なんだか予想外な感じにバタバタと予約が入っていただき、あっという間に20人以上予約をいただき、場所の大きさの関係上こちらでもう予約を打ち切りとさせていただくことになりました。

興味を持ってくださった皆様、ありがとうございます!

予約人数もそうですが、予約してくださったメンツの方がかなりびっくりする内容になっておりまして、

本を出されている方、デザイナーの方、着物ソーシャルネット界では誰でもご存知の方その他諸々みなさんいわゆる「ガチ」な方々でして

ウエオカさんの周りどんだけ濃いの・・(うちの知ってる人たちも濃いけど・・)

ちょっと緊張しております。あれだけの皆さんにお会いできるなら私が何も話さずとももう入場料分の価値はあるのではと思うのは私だけでしょうか?

と言いますのは、企画当初はおしゃれが好きな若い学生さんとかに着物をファッションとしても取り入れてほしいねー!的なノリで始まった企画だったのでここまですごいメンツが揃うことになるとはの予想外のハプニングでありまして

こんなその道のプロの方々に向かって「着物はこんな風におしゃれに楽しむ事もできるんですよ!」なんて言ったところで、道場六三郎にご飯の炊き方をドヤ顔で教えるも同然です。

https://www.amazon.com/鉄人-道場六三郎の家庭料理/dp/4331504700

という事で作戦を完全に練り直さなければいけません・・

まぁ短い日本滞在期間にそれだけの方々に1度にお会いできるのは大変嬉しいんですどね・・

ほんと嬉しい誤算というか・・ある意味怖いというか 笑

皆様、お手柔らかにお願いいたしますとしか言いようがありません。

そして先週末メルボルンシティ内で行われた Japanese night  parade のイベントもうちのスタッフ&うちの旦那が’悪天候の中 私が不在にも関わらず頑張ってくれました!そしてそれを暖かくサポートしてくれた周りのストールの方々や遊びに来てくれた方々本当にありがとう!

今週の日曜日はフェデレーションスクエアでの恒例のJapan Summer Festival  です。 うちの店の名前はVintage Japanese Textiles です。着物も帯も破格で売っております。買っていただいた方にはその場で着付けもいたします。今のことろ天気も良さげですのでぜひ遊びに来てね!

好きの塊の向く方向が自分のイメージになるのだ。

ド派手な着物が入ってまいりました。

なかなか着るのに気合が入りそうなデザインなんですが、なんか着ちゃうと割と地味?(いやそうでもない?)来週にはうちの着物店 Retropolis の方に持っていけると思います。

結構洋服となるとモノトーンのものが多い私ですが着物は黒ベースではありますが派手なものも着るんです。

でも時々言われます「貴方だから着られるのよ!私が着たら変に思われちゃうわよそれ」

そんな事ありませんよ!

・・・って言いたいところですが、実はそうなんです。

和服に限らず洋服だっていきなり超個性的なものを着ろったって割と自分もぎこちないし今までの貴方を知ってる人からも「おー,かなりのイメチェン!」と思われ勇気がいるでしょう。

今まで全身ユニクロでいた人にいきなりベルサーチで全身固めて出かけろと言われても苦痛でしかありません。でもユニクロだった人がベルサーチが好きになり、だんだんと10年かけてそっち側に移行してって最終的に全身ベルサーチになっても多分その10年の後半の2、3年しか知らない人からみたらこの人はベルサーチを着こなす人なんだと疑わないような気がするのです。

というわけで私も何年もかけて紆余曲折しながら「こういう人」という自分のイメージを作ってきましたそして完成はしてないしまだまだではありますが、少しづつカラーは出てきたとは思っています。わざとそうしているわけではありませんがずっと好きなものがあってそっちの方に傾いて行くことは自然な事です。憧れは思いに変わり少しずつ自分の行動に変わります。それは着ているものだけでなくて好きなことしてワクワクしている人に憧れを持つのは素晴らしいと思います。

何もみんなに派手な着物を進めているわけではないですが、
最初は着物がぎこちなく感じるなら浴衣で自分が和服を着ている目を慣らすあたりから始めてみるといいと思いますよ!

浴衣でもいろんな個性があるから「あ、私こんな色が好きだな」って方向にだんだんと傾いていてみるのがオススメです。

という私は、最終的にはド派手な着物を着て街を闊歩する日本のアイリス・アプフェルみたいなおばあちゃんになりたいです。


https://www.harpersbazaar.com/jp/fashion/fashionista/a93960/fir-iris-apfel-interview-180221-lift2/

是非この記事素敵だから読んでみて!

とりあえず100歩の道も1歩から、もし和服に憧れを持っていて始めてみたいと言うかたがいらっしゃったら相談してね。

無から有を知る

着物、つまり和服というのは面白い衣服で、包むもの、つまりは着物と帯 包まれるものつまりは人間の体とのお互いの支え合う関係によって成り立っています。

衣服には大きく分けて2種類あって洋服のようにその人の体の曲線に沿うように縫製されてつくられる窄衣(さくい)型と 和服のように体をすっぽり布で包むように巻き、紐などで留める懸衣(かけぎぬ型)に分けられます。

窄衣型は曲線と直線で構成されてて3次元的なのに対し、懸衣型はほとんど直線のみで2次元に近いのです。 これを例えて言うと、ハンドバッグ 対 風呂敷、または包み紙です。

洋服の場合、人間の体を中に入れる物に例えると、自分の体にぴったりあったサイズのハンドバッグを探します。 つまりはサイズが豊富に展開していて、人はそれぞれ自分のサイズに近いものを探している感じです。本当にジャストフィットなのがオートクチュール、マイサイズに近いのを店で探すのがプレタって感じですかね。 バッグで言えば物がそれなりにフィットして入って運べる、人間で言ったら着た状態で動作が可能って感じです。フィットして物が運べる。着れて動作ができればパターン、素材を変えてどんな形になろうといけるのでその変化っぷりはなんちゃらコレクション的なファションショーでもお分かり頂けると思います。それに対して着物と帯はほとんど布そのもので形は変わりありません。

パターンというものが無いに等しいんです。

幅35センチ 12メートルくらいの細長い布をパズルのようにざっくりと体のサイズに合わせて直線で余すところなく切り取り、縫い合わせ二次元っぽい羽織るものを作ります。布の取り方はこんな感じ

それを紐で結んで調節しながら体に沿わせ、着ていく感じです。帯は着物を留める役割という感じでなく、ギフトラッピングでいところのリボンですかね、これを包み紙で例えると、物が包めて紐で縛って運ぶ事ができればオッケー、そして中に物が出てしまったらまた2次元の紙、帯であるリボンも包む物がなかったらその結びを維持できません。中に入るものも少しくらい大きくても小さくても包めて紐で縛れさえすれば大丈夫、そして面白いところは、洋服は脱いでもその形状を保っていますが、和服はどんなに綺麗に着付けても、帯でどんな複雑な飾り結びをしようと脱いでしまえばまたただの2次元の布に戻り、そしてまた着る体によって何度も形を変えながらそこに有が存在し、その後着物もまた解いて継ぎ合わされ、1枚の布に戻ります。そして何度も色々なものに作り替えられ、その布の用が果たされるまで布の命は続きます。そして事が済めば結局何事もなかった様に無の状態に戻るのです。

ここになぜか私は魅了されてしまうんですね。すごく日本っぽいというか。仏教でいうところの「諸行無常 諸法無我」という感じが個人的にしてしまうんですねぇ・・

諸行無常:永久不変なものはこの世にない。

諸法無我: 全ての物事は互いに影響しあい、何一つとして単体では存在する物 すなわち我はない、実態はない。

それぞれの思想が違うように、一人一人の見えている世界も違う。

無を知るがゆえに有を知る。

なんだか哲学的になってしまいましたが。

自分でも収集がつかないままとりあえず和服と洋服の違いと、私は「無」に魅了されてるってところで終わります。


腰紐は贅沢な舶来品です。

着物とか帯と言うんは割と海外にもたくさんのKIMONOファンがいるため、それなりに手に入るのですが、着物をナイトガウン的に着る方や帯をテーブルランナーなど家の装飾品として使用される方がほとんどで、ちゃんと和装として「着る」ために購入する方はほとんどいないため、KIMONOやOBIを知ってる方でも 和装小物自体の存在すら知らない方も多く、割とこちらでは和装小物は貴重でなかなか手に入らない舶来品でございまして、腰紐も例に漏れずその1つでございます。

とりあえず、伊達締めや帯板などかなりの高度な(?)和装小物がなかったとしても腰紐が‘何本かさえあればそれなりに「着た」感じにはなるのですが、それも無い状態と言うのがこちらの常なのです。

そのため腰紐が無い状態で着付けを頼まれる状態が今まで幾度とありました。

着物の事をよく知らないほとんどの方が着物は帯で結んで留まっていると思っていて、うちの店でも着物体験で洋服の上から着物をちょっと着てもらったりするのですが腰紐と胸紐2本の状態で(あと帯も簡単に文庫で)「こんなにたくさん結ばなきゃいけないのか?」とびっくりされるので、そのあと伊達締めやコーリンベルト、はたまた帯の上から帯枕や帯上げ、帯締めを締めたら頃には多分ショックで気絶してしまうんでは無いか?と思ってしまいます。

そんな感じなのでジャパンカルチャーデーなどで、自分で頑張って着て来た方が「どうしても着物が落ちてきちゃうから直してくれ」と私の所に駆け込んで来て、見ると着物の上から帯をぐるぐる巻きにしてなんとか帯の端を中に入れ込んでギリギリ着物が留まってる状態だったので直してあげようと着物を脱がせようとしたら紐1本すらなく 中にはブラとパンツしか履いて無い状態で直すにも直せず本当にドキマギしたこともありました。また「着付けしてくれ」と依頼してきて、「こちらに全て揃ってるから大丈夫だ」と言われて聞いてみたら帯と着物しか無かったってのもあります。

もう「着物が綺麗に着られない」とか私からしたらかなり高度な悩みで、まず着るために必要なものがないというのがこちらの悩みです。

本当にせめて腰紐、されど腰紐なのです!

そんな現場をなんとかその場にあったもので乗り切って来たアイテム集!(画像はとりあえずのこんな感じというイメージです)

まず、ギフトラッピング用のリボン

これはツルツルしてかなりおすすめしません!笑 でもかわいそうだと思ったおばあちゃんがこれでも使いなと用意してくれたプレゼントリボン。無いよりマシで苦戦しながら乗り切りました。

次に毛糸しかかなった編!これも無いよりマシ!プレゼントリボンよりもかなりマシ、

毛糸の場合は3重4重くらいにすればなんとかなります。

次にジュート紐しかなかった編、これも3重4重くらいにするとグリップが効いてなんとか乗り切れます 笑。

そしてそして、一番のおすすめはこちらです!

今でも大量の人数を着付けしなければいけない時はこれを使っています。

コスパ、使いやすさ、海外での手に入りやすさ どれを取っても◎です。

まずはリサイクルショップに向かいます。オーストラリアではOP SHOPというリサイクル衣料や雑貨を売っている店が至るところにありますのでまずそこに向かいます。

ベッドシーツコーナーに行ってください。

そこに綿100%の使い古してあって安くて薄いフラットシーツがあると思うので1つ買います。安っぽければ安っぽい方が使いやすいです。 ぶ厚い高級シーツはおすすめしません。最低でも1辺の長さが2m以上か確認してください。

先ずは隅っこの縫い目を切り落とし、2〜3センチ間隔で切れ目を入れビリビリ裂いて行きます。最後にちょっと出て来た糸を切って処理します。

5ドルくらいのシーツで何十本も紐が取れます。

このシーツ腰紐、いいグリップが効いて本物の(?)の腰紐に負けず劣らずいい仕事します。海外で急に何人もの人に浴衣などを着せなくてはいけないシチュエーションがある場合、この方法は有効です。

コスパもいいので、腰紐を使って何十人もの人を着付けてそのまま着て帰られたらえらい出費になりますが、ユーズドシーツならそこまでお財布が泣くこともありません。

普通の出張着付けでもお客様のお手持ちの和装小物でと言われて行ったら腰紐が少ない場合もありますので、これなら突然の追加料金をお客様に請求することもなく応急処置できます。

是非、海外にいる方で何人も浴衣着付け頼まれた方、参考にしてみてください。

あ、あと、国によってはすごいダイナマイトボディーの横幅の大きい方が多いケースがありますのでその場合は3mくらいの薄い綿の布を裂いて使ってみてください!

セルフブランディングという生き方の覚悟。

私は美輪明宏さんが大好きです。

信仰している宗教はなんですか?と聞かれたら「美輪教です」と答えるかもしれない程彼女(彼?)の存在感が好きです。

そんな彼女の名言

「お洒落とは

「これでいいのよっ!!」

と強烈な気迫でするもの。

本当にお洒落な人は、

自分自身がブランド。

他人のブランドにしがみつく必要はない。」

もう1つ。

「みんながブランドになる可能性をもっているのよ。

自分がブランドになれば、

ブランドものなんて邪魔でしょうがない。」

特にこの2つが大好きです。

よくうちの店で聞かれるのは「私に似合う着物はなんですか?」とか「私に似合う色はどれですか? 

そんで私はよく聞き返します「それではこの中であなたが着たいと思う着物はどれですか?」

確かに肌や髪の色で似合う着物の色はあるのは確かです。 でも普段黒の洋服で固めている人にいきなりはんなり桃色の着物が似合うと勧めても正解なのかもしれませんが、でも絶対将来タンスの肥やしになりますよね?それ だって後後それ見てテンション上がんないんだもん 笑。

それよりも私は着ていて気持ちが上がるもの、家に帰るなやいなや、その買い物袋を開けて買って着たものをうっとりと眺め、鏡を前にコーデを楽しみ、次のどのお出かけで着ようかしらと想像したくなる物をお勧めしたいのです。

はっきり言って最初は似合わないという人もいるかもしれません。実際本当に似合わないかもしれません 笑。

でもそれでも同じスタイルでずっと着続けていたらその人のスタイルになるのです。ちなみに自分は客観的な観点から見るとはんなり淡い色が似合う肌ですがご存知の通りほとんど着ません。だってテンション上がんないんだもん。

林家パー子だって似合う似合わないの次元を超えてピンクを着続けることによって自分自身が唯一無二のブランドになるわけです。

なんか日本の雑誌を見ていると「褒められ」とか「モテ」とか人からの評価を気にしすぎているばかりに自分のコアになるセルフプロデュース力が揺らいでしまっているような気さえしてしまうのは私だけでしょうか?

確かにマナーを重んじる場所ではこれは必要なことですが、それ以外の普段のおしゃれではまずはブランド名や「年甲斐もなく」という言葉からちょっと離れて自分をワクワクさせてくれるコーデってなんだろう?って考えてみても良いんではないですかね?

死ぬときに後悔すること第4位って

自分のやりたいことをやらなかったこと

耐えて忍んでガマンして、いまわの際になって初めて、自分に嘘をついて生きてきたことに気づく。

だそうですよ。

自分に正直に生きましょう。

ちなみに第1位は

愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと。

だそうです。

これを読んでくださった皆様、本当にありがとう。

 

既製品以上の手抜きアイテム 帯板(前板)編

当たり前といえば当たり前なのですが、メルボルンではアンティーク着物屋さんなどを除いて、呉服屋や和装小物専門店などはありません。

あ!帯枕が足りない!とか言っても直ぐに和装小物店に駆けつけて新調するなんてことができないわけです。

マニアックな和装小物が欲しいとなったら日本に行った時に買うか、オンラインで購入するしかないために時間がかかります。

というわけで、こちらに住んでいる間に普段の生活で手に入るもので何か和装小物に代用できるものはないか?といつも目を光らせているのがくせになってしまいました。

その中で見つけたお役立ち小物をちょっとづつ紹介していきたいと思います。

正直、既成の小物よりムッチャ使いやすかったりするのでほとんど和装小物は買うことはなくなりました。

今回は帯板編。

帯板(もしくは前板)ってのは着物着る女性にとっては定番アイテムだったりするのですが、知らない人からしたら「何ですのん?」のミステリーアイテム。

ウィキペディア先生のよると

帯板(おびいた)とは、和服を着用する際に帯の形を整えるために使う小物。別名:前板

帯を締めたときに前帯にしわが寄って見苦しくならないように、また帯の張りを出すためにも使われる道具である。帯を締めるときに前面に挟み込むか、帯を締める前に長じゅばんの上につけて使用する。[

厚紙などを芯に布を張って作る板状の小物で、プラスチック製のものもある。幅、長さは前帯に隠れるサイズであるが、種類があり、大人の手のひらに余るぐらいの大きさの女児用のものから、帯の前面全体を抑えられる大きさのものまである。

1929年ごろ名古屋帯が商品化され、その後、芯を入れない八寸名古屋帯も考案され、これらの発展とともに帯板が生まれたといわれている。[

近年はレースが接着されて折り返して帯の縁から見せられるものも登場、着付けの補助具から装飾品のひとつになりつつある。

だそうです。

つまりこんなもの

これを帯の間に滑らせてスッキリぴっちり着姿を仕上げるアイテムなんです。

これもなかなか私こだわりがありまして、前にも話した、補正バリバリの鉄の寸胴の戦闘服には大きめの市販の帯板でいいと思うのですが、カジェアルな装いにこれを使ってしまうと、いい感じで力の抜けた着姿にならないのですね。かといって帯板なしで帯締めぎゅっと閉めると帯にしわがよって嫌だわ、ってな感じでちょっと軽めのものが欲しいわけです。つまりはスタイルによって使い分けるわけです。

まぁ、お菓子の箱などをそれなりの大きさに切って使うのもよしですし、でも一番おすすめなのがこれです!

このオーストラリアならどこでもある大手スーパーのグリーンバッグの底板。これを12センチくらいの縦の長さに切ります。横の長さはそのままで。

これが厚さ、軽さ、入れやすさ、コスパ、帯の仕上がり全てをクリアした素晴らしい帯板になっちゃうんです。これに出会ってから普段の私の着物のお出かけは市販の帯板が嫌になってこればかりになりました。是非オーストラリアにお住まいの方は試してみてください。

あと次に携帯用帯板、私、旅行の時など着付け道具を1つのポーチに納めないと忘れ物しがちなので全て1つに詰めて入れたいんですが帯板って小さいポーチに入らないんですよ。でかいから。

そこでこの前衿芯編で出てきたビニールシートの登場です。衿芯5本くらい取ってもまだかなり余ってると思います。厚さは 0.75ミリ〜1ミリがいいかな?それを好みの帯板の大きさに切ります。

それでくるくるっとするわけです。 ビニールに密着性があるのでくるくるのまま留まっててくれます。

これならポーチに入ります。

あと余談ですが、アンティークの着物を帯を幅広に昔っぽく着せたい時は帯板入れないでちょっと体のラインを見せながらクチャってシワが寄っていた方が美しいです。

着物の着姿というのは全くシワが寄っていないのが美しいのではなくて、どこのどのラインとシワを表現するのが美しいかと考えて行くと帯板や補正の考え方が変わってくると思います。補正も帯板もなければいけないものではなくて、自然な着姿を表現したい時はむしろない方がいい時もあります。

これは洋服の時、カーブを強調した補正下着を着て、美しく見えるドレスなどのラインの服もあれば、普通の下着でゆるい感じの方が美しい着姿の服の場合があるのと一緒です。

というわけで帯板編でした。