「日々徒然」カテゴリーアーカイブ

ドラクエ的和服ゲーム

インスタグラムで2つ目の動画をアップしました。

小4の息子が2つとも動画編集をやってくれました。
Ipadで小学生がこれだけの編集ができる世の中ってすごい・・

彼自身youtubeのチャンネルを持ちたいという希望で(夢はこれでお金持ちになる事だそうですが)やらせています。
モラルに沿っているかという最終チェックは親がしますが、アイデアから録画、編集などは全て彼自身がやっています。

私のこの中での教育目的は、ストーリー構成を考える力がつく(みんなが興味があって見ていて楽しく作らなければいけない)それをカメラに前で話す力がつく(スピーチ力がつく)動画編集力がつく。てな感じです。

まだ数本の動画をアップしただけですが、彼のこれらの力は格段に伸びました。特に動画編集力の伸びがすごい! フリーのアプリでこれだけの編集が短期間でできるようになるのはなかなかです・

というわけで、今回は彼に「マミーは今回はお金を払うから(お小遣いをあげる程度ですが)動画を編集やってくれる?」とお仕事の依頼をしてみました。 今まではマミーのマッサージや草取りなどを手伝ってくれたらお小遣いをあげていたのですが、全て彼の興味のない事なので、仕事=つまらないもの、でもお小遣いがもらえる。てな感じだったのですが、今回は違います。

彼の大好きな動画編集をやらせてもらって、しかもお金がもらえるって事が意味がわからなかったようで,「いいよお金は。」と言っていたのですが。
私の彼への説明はこんな感じでした。 「これはマミーからのお仕事の依頼だよ。あなたは動画編集力がマミーよりも優れているから、そのスキルに対してマミーはお金を払いたんだよ。好きな事でもなんでも、あなたのスキルが誰よりもその世界で優れた能力があって、それで人に対して役に立てるなら、それはお金をもらう価値がある事なんだよ’。だから好きな事で仕事ができたらとてもラッキーなんだよ。マミーも着物が大好きで大好きで、それをお仕事に出来たからとてもラッキーなんだ。だからあなたは大好きな事をとことんリサーチしてスキルを磨いたら、大きくなったらそれでお仕事ができるかもしれないんだよ。だから将来は貴方にこの仕事をやってもらいたいと思われるような人になるように頑張ってみるってのもいいかもよ」
てな感じで。

これからは個人個人のブランド力が大きな意味を持つ時代だとも言われていますが、若いうちはなかなかその自分の魅力に気づくことが難しい。でも若いうちに気づいたらそれはそれはまた一つの武器になる。
人間はそれぞれいろんな武器を持っていて、人の武器が魅力的に見えて羨ましく思えることもある。でもその人の武器を羨ましく思うより、自分に与えられた武器をどのように十分に発揮するには?を考えてった方が割と人生のゲームが楽しく進むことになることもあると思うのです。
自分の武器を楽しく効率よく使ってみる。
私の場合は「胴長」「撫で肩」「小背」「貧乳」という武器が「和服で遊ぶ」というゲームに向いていると感じ、そのゲームの中で楽しんでいます。

よく「人生なんてドラクエだよな」と考えていたのです。
それぞれ勇者、魔法使い、遊び人 などなどそれぞれに得手不得手があって、その個性や武器をうまく使いながらゲームが進んで行くのですが、 私の中ではそのゲームの勝者ってのは最後の竜王を倒すのということでもなく、お金をむやみに沢山稼ぐ人でもなく、経験値ばかりあげるのでなく、ゲームのコントローラを握っている自分自身が「あー・・・このゲーム(人生)めっちゃ面白い!」とどれだけ感動できたかどうかだと思ってるのです。

などと1人で昔から心密やかに思っていたのですが、
なんと!そんな本が出ていました! もちろん買って読みましたよ。

同じこと考えている人いた!笑 (しかも本まで出してた!)

あ、ついでに彼のYoutube チャンネルはこちらです。

Green back TV

Green back English Channel

紬の探求

色々整理してて、触った瞬間に「なーんかいい生地だなぁこれ・・」

と見入ってしまったデッドストックの紬生地

かなり古そうな感じではありましたが、未使用の状態なのもあってまだほんとに美しい張りがありました。

うっとり眺めてしばらく見ていると、ん?値札?付いてる?

んで値札が付いててまたびっくり、215000円?

いやよくよく見るとコンマの位置が違うよね・・。

2150円(0銭) まだ銭が通過として使われていた頃のものと思われます。

そっから探求の旅です。銭が通過として廃止されたのが1953年 第二次世界大戦が終わったんが1945年。ということは戦中もしくは戦前に作られた紬生地。産地は伊勢崎でした。

伊勢崎といえば銘仙 昭和初期に流行った銘仙もあるので紬も納得。

仮に1940年代に作られたとして、1946年頃の大卒銀行員初任給が220円 それの10倍?めっちゃ高いやん!

しかも電話番号2桁ってのもすごい!どこだ高森呉服店?!

娘の卒業式きものコーデ

romuji kimono and Black formal Haori style for my daughter’s graduation ceremony.

This blue Iromuji pattern is called “Tatewaku/Tachiwaki” this pattern is used since  Nara era (7C.) in Japan. This design looks like rising steam.  “Rising ‘ is one of good luck symbol in Japan.

And this Obi belt ’s triangle design is called “ Uroko” it means scales. Scales protect against bad lucks or misfortunes. This pattern has been used since B.C. so I assume it is one of very old pattern. It’s nice to learn old pattern meaning for kimonos.

先週末は娘の日本語補習校の卒業式でした。日本の昔ながらの卒業式に式中何度泣きそうになったことか・・笑

オーストラリアの現地の学校はあっさり楽しくパーティーして終わってあまりにも普段通りにスタートするので日本人の私としては「え?何もないの?」とかちょっと物足りなくなっちゃいますねぇ・・

やはりああいう厳かな式はいいですわ。

Processed with VSCO with f2 preset
Processed with VSCO with f2 preset

というわけでこの日は色無地に黒羽織姿で行きました。 

色無地の地紋は立涌模様、立ち上る湯気をデザインした模様は吉祥模様の一つです。 この模様はシルクロードを渡って日本には奈良時代くらいからあるようです。

そして袋帯は鱗模様。鱗が悪いものから守ってくれるという意味でこちらもいい模様。こちらはもっと古くて弥生時代からあるとか。

こんなに古くからあるデザインなのに、今にも通じるモダンなデザイン。ほんとすごい・・・文様おそるべしですよ

あ、余談ですが、鱗模様は女の心に住む鬼を戒めるための模様でもあるそうなので、夫婦喧嘩が勃発しそうな時はこの模様のもの身につけましょうか?笑

立涌模様に「成長」と鱗模様に「厄除け」を願ったシンプルだけど子供を見送る母としてはいい感じにできたと思います。やはり色無地最強や!

んで卒業式終わって二次会のトランポリンプレイセンターへはいつもの洋服に着替えて行きました。

はじめに

こんにちは、オーストラリア、メルボルン在住Kimono StylistのSala  です。

ブログは今までインスタグラムそのまま移したページがありましたが、今回ちゃんと独自のブログを持とうと思ったきっかけは、やはりインスタグラムだけでは伝えきれない説明など、ブログの方がそういう時に便利なんではないかと思ったわけでして。

とりあえず自分が何者かという説明をしておきます。

Kimono Stylistではありますが、結婚式や記念撮影などの着物の他装の他にも色々やってます。

メディアなどのためのモデルさんの特殊スタイリングや個人のスタイリングアドバイス。着物レンタル、着物販売、ワークショップなどなど・・とりあえずここメルボルンでkimonoって言えばこいつに聞いとけ的になんでも来ます。

半分以上多分日本にはない感じの仕事内容でして、

日本の今あるガチな和装の形を求めているわけでない人も少なくないのでその辺は柔軟に対応してその方の求めているスタイリングがなんなのかお客様に対応しながら進めていきます。